胃内視鏡検査
内視鏡検査(胃カメラ)
当院は楽に検査が受けれるように、細径ファイバーを採用しています。
(上部内視鏡は直径5.8mmと旧機種より3mmほど細くなっています)
さらにBLIやLCIと言った特殊光を用いた検査が可能で診断精度が向上しております。
内視鏡検査につきましては完全予約制となっておりますので、検査予約については受診時やお電話にてご相談ください。
胃内視鏡検査(胃カメラ)とは
内視鏡スコープを口から挿入し、先端に取り付けられた超小型カメラと明るいライトを使って、食道、胃、十二指腸の粘膜を直接観察します。当院では口からの検査のみ行っています。この方法により、炎症や潰瘍、腫瘍などの病変を正確に確認でき、疑わしい部分の粘膜を採取して病理検査を行うことで、多くの疾患を確定診断することが可能です。また、ピロリ菌感染の有無も調べられます。さらに、特殊な光や拡大機能を駆使することで、通常の検査よりも早期の胃がんを発見しやすくなっています。
こんな方は胃内視鏡検査(胃カメラ)を受けましょう
- 体重減少がある
- 貧血を指摘された
- タバコを吸う
- 胸やけ、胃もたれ、吐き気、げっぷがある
- みぞおちの痛みや胃痛(上腹部の痛み)がある
- のどの違和感、胸のつかえ感がある
- アルコールで赤くなる・よく飲む
- 胃がんの家族歴がある
- 胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍を指摘されたことがある
- 40歳以上で胃カメラを受けたことがない
- 胃のバリウム検査で異常を指摘された
- 健診などでピロリ菌を指摘されている
胃内視鏡検査(胃カメラ)の流れ
検査予約
- 診察の結果、胃カメラ検査が必要と判断された場合、ご予約をとらせていただきます。
- 朝から絶食してご来院されている場合、当日の検査も可能になる場合があります。
- *熊本市胃がん検診や定期検査などは電話での予約も可能です。
検査前日
検査前日は、できるだけ21時までに軽めの食事をお済ませください。寝る前の薬の服用や水やお茶などの水分補給は問題ありません。
- 検査当日
- 朝食は取らないでください。
- 血圧を下げるお薬はいつも通り服用してください。
- 糖尿病のお薬や胃薬などは飲まないで持参してください。
- タバコは吸わないでください。
- コップ1杯あたりのお水を飲んできてください。(水以外の水分は取らないでください)
- ご来院時に診察券を提出して受付してください。
検査
- 普段着のままで検査を受けられますが、ゆったりとした服装をおすすめします。貴金属類は外してください。
- 義歯をお使いの方は検査前に外してください。また、人工歯やぐらついた歯がある方はスタッフにお知らせください。
- 検査は、ストレッチャーに横になり、鎮静剤を注射してリラックスした状態で行います。
- 検査の所要時間は5分~15分程度です。
検査後
- 検査終了後は、約1時間ほど休んでいただきます。その後はご帰宅いただき、後日、病理結果を含めた検査結果をご説明いたしますが、当日に結果説明をご希望の場合は、検査後に医師から直接ご説明があります。
- 検査後は、車や自転車などの運転は控えてください。
1割負担 | 3割負担 | |
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診察料(初診/再診)検査とは別算定 | 300円/80円 | 910円/230円 |
胃内視鏡(胃カメラ)検査のみ | 約1200円前後 | 約3500円前後 |
胃内視鏡検査+病理検査 | 約2400円前後 | 約7400円前後 |
胃内視鏡検査+ピロリ菌検査 | 約1600円前後 | 約5000円前後 |